はじめまして。
大阪ホームシェアリングクラブの代表 Yasuoと申します。
私たちのクラブは大阪で民泊を営む事業者の集まりで、世界中から大阪にやってくるゲストをもてなし、民泊を通じてまちの魅力を伝えていくことを目的としています。
メンバーは皆、それぞれのまちを知り尽くす経験豊富なホストで、これまでに様々な国籍を持つたくさんのゲストを迎え入れ、交流を重ねてきました。
でも、昨年来のコロナ禍によって訪日外国人はほぼ途絶えてしまい、やりたいことができない状態が続いています。
そんな中、いつか世界が平穏を取り戻した時に備えて(それはそう遠い日ではないはず)、各メンバーがこのクラブブログを通して、民泊の魅力を発信していこうということになりました。
それはまちのことだったり、部屋のことだったり、そしてホストをやっている自分自身のことだったり・・・。
今後、このブログを読んでくださる方が、次に大阪を訪れる時、私たちの民泊を利用してみようと思ってくれれば、とても嬉しいです。
というわけで、まずは代表を務める私から、少しだけ自分の話をさせてください。
私は大阪生まれの大阪育ちで今も大阪府豊中市に住んでいるのですが、2004年から2018年までの15年間、東京で暮らしていました。
(そんなわけで妻と最初に民泊事業を始めたのも東京 新宿でした。)
東京に移り住んだばかりのころ、戸惑ったことのひとつに ”関東のひとは、大阪のひとや生活文化をずいぶん誤解しているなあ” というのがありました。
そういう人がイメージする、よくある大阪人像は、”面白いけどちょっと下品でガサツでガラが悪い”といった感じでしょうか。
ではそれに対して私が腹を立てていたのかというと実はそんなことはなくて、
”まあそんなもんだろ”という風に受け止めていました。というのは、他人が持つイメージなんて勝手にひとり歩きするもので、私だって無意識のうちに、どこかの地域のひとや文化に対して誤解していたり偏見を持っていたりすることがきっとあったに違いない。
でも、だからこそ、こういう小さな誤解や偏見を解いていくことが異文化交流の第一歩と考えていて、実はこれこそが私が大阪で民泊をやりたいと思った動機の一つなのです。
大阪のまちや文化は、キタやミナミの毳毳しいネオンサインや、吉本芸人とたこ焼きだけで成り立っているわけではありません。そういう手垢のついた大阪像とは違う、知られざるローカルな魅力を、私の視点で、民泊運営を通して、ゲストのみなさんに伝えていきたいと思った。
でもコロナ禍によって当面それは叶わないから、これからこのブログで少しづつ発信していければと思ってます。
早くコロナ禍が収束して、ゲストのみなさんをもてなすことができる日が来ることを
心から願っています。
ちなみに私は、決して下品でもガサツでもガラが悪いわけでもありませんのでご安心ください。
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